登山初心者でも雪を楽しめる! 比叡山【比叡山坂本駅~修学院駅ルート】
少しでも雪に触れたい!と久しぶりに比叡山に行ってきました。
関西といえば六甲山がとても有名ですが、雪を楽しむなら間違いなく積雪量が多い比叡山です。また六甲山(932m)より比叡山(848m)の方が楽に登れますので初心者や体力に不安のある方にもおすすめの山です。
私は慢性腎不全(CKD)でガッツリ登山は出来ませんが、比叡山をゆっくり登ることで手軽に雪を楽しむことができました。
まず大阪から比叡山坂本ルートで比叡山に向かうにはJRが便利です。
7:45大阪駅発「新快速敦賀行き」なら京都での乗り換えもなく比叡山坂本までノンストップで行けます。
比叡山坂本駅に着き、山側に向かって歩き始めるとすぐにセブンイレブンがあり、昼食や水分を購入できるのでとても便利です。
では登山開始です。
セブンイレブンからはしばらく道路に沿って山側に向けて緩い坂道を進みます。
しばらく歩いていくと日吉大社に到着します。比叡山登山口は日吉大社の左側にある大きな階段です。
比叡山高校を左に見ながら石畳や階段を登っていきます。
しばらく進むと分かれ道に当たりますので左側を進みます。
ちなみに右側(柵方向)進むと比叡山横川(よかわ)に向かうことになりますが、今は台風の影響で通行禁止となっていました。
この階段を登っていきます。
登り始めから階段が続くのでいつもこの辺りで「あぁ~しんど・・・」となります。
階段を登りきると左側にドアがありますので開けて進んでいきます。
ここからはこんな感じの山道がずっと続きます。大きな分かれ道はありませんので道で迷うことはないと思います。
水分休憩を適宜入れながら汗をかかない程度のスピードでゆっくり歩いていきます。
ずっと歩いていくと左手に法然堂が出てきます。ここまで来ると根本中堂まであともう少しです。
この坂を登り切れば根本中堂です。
根本中堂に到着しました。
比叡山は観光スポットなので食事やトイレなどの設備も充実しています。
この売店のほか蕎麦屋さん(鶴喜そば比叡山店)もあります。昼食は売店か蕎麦屋さんで済ませても良いかもしれません。
今回は観光ではないので根本中道をはじめすべての寺院の参拝はせずに頂上に向けて進みます。※拝観するには拝観料700円必要
大講堂・戒壇院を通り過ぎ阿弥陀堂&法華総寺院東塔に向かいます。
比叡山頂上に向かうには阿弥陀堂と法華総寺院東塔の間を抜けます。
抜けたすぐ左側に小さな階段があります。この階段を登っていきます。
さらに左側奥に階段があるので登っていきます。
このあたりから雪を感じながら歩けるようになってきます。
登るとこんな看板がありますので左側の階段を登っていきます。
ここからはしばらくつづら折りで登っていきます。
つづら折りを登り終えると分かれ道が出てきます。
下ると坂本へ下るための別ルートに続きます。
頂上目指して登っていきます。
しばらく登るとまた分かれ道が出てきますが、どちらを通っても頂上にたどり着けるので好きな方向にお進み下さい。
とりあえず今回はまっすぐ登っていきます。
ここまでくれば頂上まではもう少しです。
この小さく盛られたような小山が比叡山の頂上です。
大比叡(頂上)に到着しました!
小さな頂上なのと展望がないので、すぐにガーデンミュージアム比叡に向けて進みます。
来た方向は反対側に降りていき、この坂を下っていきます。
すぐにガーデンミュージアム比叡の駐車場が見えてきました。
今回は車も少なかったのでこの駐車場で昼食をとります。
メニューはオートキャンプでいつも食べているホットサンド!
食パンには塩分が含まれていますが、チーズ・無塩バター・減塩マヨネーズ・無塩ツナなど腎臓への負担を考慮したホットサンドです。
ホットサンドはいつ食べても美味しいですが、自然の中で食べるのでまた格別です!
素晴らしい景色を眺めながらゆっくりできたのでぼちぼち下山を開始します。
下山はガーデンミュージアム比叡の右を抜けロープウェイ乗り場方向に向かいます。
ロープウェイ乗り場手前で右に下っていきます。
右手に元スキー場を眺めながら下ります。
下ると左に曲がりケーブルカーのりばに向かって下っていきます。
ケーブルカーのりばに到着しました。
ここも眺望が素敵で京都市内が一望できます。
いつも下っていたルートが倒木で通行禁止だったため、今回はこの階段を下っていきます。(どちらのルートも途中で同じところに出てきます)
多くの倒木を見ながら下山していきます。
分かれ道が出てきました。曼珠院方面に下っていきます。
再び分かれ道が出てきました。きらら坂を目指して下っていきます。
もう少しできらら坂です。
きらら坂に到着しました。ここまで来るとあとは道路を下っていくだけなのでひと安心です。
道なりに下っていきます。
白川通りまで下ってきました。この信号を渡り左に進みます。
そのまま約150m直進します。
右手に商店街が現れます。この商店街が修学院駅へのショートカットです。商店街を抜けるともう修学院駅です。
もう修学院駅はそこです。
無事に修学院に到着しました。
【比叡山坂本駅~修学院ルートでのポイント】
・日吉神社の左側の大きな階段を登る
・比叡山高校を過ぎての分かれ道は左側に進む
・階段を登り切ったら木のドアを開けて登っていく
・阿弥陀堂と法華総寺院東塔の間を抜けてすぐに左折して小さな階段を登る
・山頂と書いてある看板を見印に左側に登っていく
・登頂後ガーデンミュージアム比叡に向かう
・ガーデンミュージアム比叡を左に見ながらロープウェイのりばに向かう
・ロープウェイのりば手前で右側に下りケーブルカーのりばに向かう
・通行止めと京都トレイルの看板を確認しながら「きらら坂」を目指して下る
【この時期の比叡山登山で最低限必要な装備(夏登山プラス必要な装備)】
・ゴアテックスなど防水処理が施されたシューズ
・軽アイゼン(6本爪~8本爪、今回は不要)
・フリース(体温維持)
・防水処理が施されたシェルジャケット(防風・体温維持)
・グローブ(軍手でもOK)
・ゲイター・スパッツ(積雪量による、今回は持っていかず)
今年は暖冬なのか、例年に比べ比叡山の雪がかなり少なかったですが、手軽に雪と遊ぶことができました。